UTOのつくる最高級カシミヤニット
UTOは1992年に東京・青山で創業した、カシミヤ専門のニットメーカー。
自社で一貫して企画・製造・販売をする世界でも希少なニットメーカーです。
ブランドの本質はもの作りだと考えています。
UTOの目指すカシミヤニットは、その時代のハイファッションのベースになるデザインで、着る人が幸せな気分になる最高品質のカシミヤニットです。
そのようなUTOの製品を支えるのは
岩手県北上にある自社工場と日本国内の熟練の職人たちです。
UTOは貴方を、世界でいちばん幸せな気分にしてくれるカシミヤニットをお届けしたいのです。
カシミヤ素材へのこだわり
最高の素材からしか、最高の製品は生まれない
素材は、地球に優しくなければならない
一番好きなカシミヤを、世界一になるまで追求したい
ウールの宝石と言われるカシミヤですが、カシミヤは1~9等級まであります。
カシミヤ原毛は「繊維の長さ・細さ」「不純物の混率」「色・クリンプの度合い」「テンション等々」多くの要素で等級がつけられ、最高等級の1級とされるのはわずかな産毛の中でもさらにほんのわずかです。
UTOが使用する原料は希少な最高等級の1級カシミヤ原料です。
しかも、一頭から採れるカシミヤの量はなんとわずか180gほど。UTOは、そんな世界一の原料にこだわっています。(中国内モンゴル自治区にて)
UTOのカシミヤニットは、
“世界トップクラスの原毛”と“世界最高級技術の紡績”によって作られた“最高の糸”によって支えられています。
世界で20数社だけが加盟している、CCMIという(カシミヤ糸のオリンピックのような)高級な糸を紡績している世界的な協会があります。
その加盟会社のうちイタリアやイギリスなど世界中の加盟会社の様々な高級カシミヤ糸を試し、カシミヤ原毛の産地である内モンゴルの現地を訪れ、風合い・肌触り・品質など総合的に厳選して日本国内の加盟会社である、東洋紡糸工業と深喜毛織で紡績されたカシミヤ糸を使用しております。
メイドインジャパンへのこだわり
確かな品質と信頼がメイドインジャパンの
本質であり誇りです
今日の日本の繊維産業の縫製やニッターなどの工場は、ほとんど海外に移転してしまいました。
その海外移転したアパレル製品が日本に押し寄せ、今では日本で流通する製品の97%以上が海外製になってしまい、日本の繊維業界は“風前の灯火”です。
その上、繊維業界盛況の時代を支えた職人はかなりの高齢になってしまいました。
その為に、日本で培ってきた高い技術も“風前の灯です。
そのような今の状況の中で、先人の技術を受け継ぎ次代の人へ繋げることは我々の使命と考えています。
その為には、製造に携わる人達の生活が成り立たなければ不可能です。
安易な価格競争に陥らない為に、流通を簡素化させるために、自社で企画・製造・販売の販売チャンネルを築き上げる努力を日々続けています。
日本人の器用さ、
東北人の粘り強さから生まれる
イタリアや英国を始め台湾、韓国、中国など多くのニット製造メーカーと仕事をするために現地の工場を訪れました。
それはニット作りのレベルと意識の強さなどを知る貴重な経験でした。
手前味噌になりますが、そんな経験を基にしても現在岩手のUTOの職人のレベルの高さは贔屓目なしに群を抜いています。
それは、日本人の器用さ、真面目さ。東北人の粘り強さからくるものでしょう。UTOの職人の技術とモノづくり精神はUTOの誇りです。
ニットづくりへのこだわり
大量生産ではなく、一つ一つ手作業での丁寧なモノづくり
編みこまれた職人の手のぬくもりも一緒にお届けします
「リンキング」は、伸び縮みする編地どうしを縫い合わせて伸び縮みする編地のようにする縫製の方法です。
ニットの縫製にはそのほかに「ロックミシン」があり、ロックミシンでの縫製とリンキングを比べると、繋ぎ合わせの部分の肌あたりが全然違います。
リンキングは綺麗に整っているので、肌にあたってもチクチクする感じがなく着心地がとてもいいです。
ただ、リンキングの作業は現状機械ではできず、人間が一目一目拾って刺していく方法しかありませんので全て職人による手作業で、手間とコストがかかってしまいます。
そのうえ習得するのに何年もかかるほど大変難しく根気のいる技術の為、できる職人も今となってはとても少なく、貴重な存在です。
UTOの目指すカシミヤニットは最高品質を目指し、全ての製品が手作業によるリンキングです。
東日本大震災の被災地、
東北岩手から世界を目指す
「一枚一枚丁寧に日本人職人が作り出すカシミヤニット」を日本文化の一つとして、日本中はもちろん世界の愛好者に届けたいと思っています。
風合い・品質へのこだわり
カシミヤを追求することは
最高の風合いを追求すること
風合いを決める縮絨(しゅくじゅう=洗いの工程)
「縮絨(しゅくじゅう)」もまた高度な技術とノウハウが必要です。
UTOにあるカシミヤの糸をご覧になって「へぇー、これがカシミヤの糸ですかぁ」といいながら手にとると、「エェッ、これがあのカシミヤですかぁ?!」と、殆どの方がビックリされます。
糸や編みあがったばっかりのカシミヤセーターの編地は、あのふんわりのカシミヤとは想像もできないほどガサガサの肌触りですから無理もありません。
編みあがったガサガサのカシミヤセーターは、縮絨(しゅくじゅう)という作業をしてあげてふわふわの肌触りに変えます。
カシミヤをはじめ紡毛といわれる素材にとって、この縮絨は大変重要な作業です。
方法はなかなか説明しにくいのですが、乱暴にいってしまうと、セーターを洗います。洗いながら糸の間を水が通ることによって、紡がれて中に撚り込んでいるウブ毛を表面に立てるのです。
縮絨の際は、若干の縮みが発生します。
そのため、カシミヤセーターを編む時には、できあがりの寸法を想定して大きめに編んでいかなければなりません。
この頃合いがとても難しいのです。
ですから、セーターを編み始める前には同じロットの糸である程度の大きさの編地を試編みし、縮絨して縮み具合を計算して、編み上げる寸法を決めてから製造にうつります。
縮絨の度合いをかるくしたり強くしたりの加減で風合いや寸法が全く変わってしまいますし、その縮絨も元の糸の撚り方の強弱でも違いが出ます。
もちろん編地の詰まり具合(度目)の違いでも大きく変化します。
「こんな風合いのカシミヤセーターにするには、この程度の縮絨が必要。それにはこの糸でこの編地なら何パーセントの縮が出るのでこれだけの幅に編む」といった具合です。
厳密に言えば、編み立てる時の天候にも左右されます。
雨の日、晴れて乾燥した日、冬の寒い日。
特に湿度には敏感ですから調整しながら編んでいきます。
UTOの熟練の職人やプログラマーは、その日の天候で室内の温度や湿度を調整しながら作業をやっております。
自然乾燥へのこだわり(に勝るものはない)
縮絨後、カシミヤニットを乾燥させます。
今は乾燥機を使い短時間で乾かすのが一般的ですが、UTOはすべて自然乾燥です。
自然乾燥は時間も手間もかかりその分コストも上がり、「今時自然乾燥?」と驚かれます。
しかしUTOでは、最後の乾燥まで、“カシミヤを赤ちゃんのように優しく大事に、細やかな配慮を持って扱うことが”で、最高のカシミヤ作りだと信じています。
編み地へのこだわり
高級なカシミヤだからこそ長く愛用してほしい
そのためには編地が基本
ふつうほど難しい
UTOのインナータイプのセーターは基本的には12ゲージです。12ゲージというのは、ニットを編み立てる機械の針が1インチ(約2.5㎝)の幅の中に12本あるという意味です。
編み棒を使った手編みは、だいたい5ゲージぐらいでしょうか。
ザックリ編まれた分厚いセーターは暖かくて高級な感じがしますが、ニットのプロから見ると、細いゲージで編まれたセーターのほうがずっと難しく、細かく揃った編地に技術の良し悪しや、糸の均一さなどが顕著に出ます。
特に平編みと呼ばれる天竺はきれいに揃った編み目が勝負です。
細かい部分ですが、UTOは編み地もしっかりときれいに揃うように気を配って編み仕立て、少しでも着る人の品や高級感が引き立つような製品を心がけております。
UTOの編み地のきれいさは自慢であり、誇りです。
できあがりの風合いや柔らかさなども各々好みがあります。
昔のイギリス(今は少し変わりましたが)はしっかりした編み地で着ているうちに柔らかさが出るようなカシミヤを好み、日本やイタリアでは触っていかにもカシミヤタッチの柔らかめが好まれるようです。
UTOはカシミヤ糸を贅沢に使った、昔のイギリスと同じしっかり目です。
糸に合う適正のゲージ(編み目の詰めの度合い)よりも密にしっかり目に編んでいるので、普通のカシミヤニット服よりも耐久性があって引っ張ったり擦れても切れにくく、着るほどに柔らかくなり身体に馴染んできます。
心地よさが増していく経年変化を楽しめるカシミヤニットです。
天使のストールはあえて甘めに編み立て、
極上の肌触り、自分への幸せのご褒美
天使のストールは一番敏感な肌の首に巻く為、織物とは違い、あえて甘めにざっくりと編んで肌触りを追求しております。
50年以上ニットに携わってきた岩手の職人とともに長年にわたって研究と糸選びを重ね、高度な技術を駆使して、基本の強度とのバランスを保ちつつ極限までローゲージ(粗くざっくり)で空気を含ませるように優しくふんわり編むことで、別次元の羽毛のようなフワフワ感とうっとりする極上の肌触りのカシミヤニットストールが誕生しました。
「カシミヤでもこんな肌触りははじめて。自分の持ってるカシミヤと全然違いますね」とお客様も業界の方からも大変驚かれます。
男女問わず、長年にわたってUTOで一番好評をいただいております。
UTOでは“天使のストール”名づけ商標登録を得ています。
育てるカシミヤ。そしてお手入れが簡単
UTOのカシミヤニットは、洋服だけでなくストールも着用とお手入れと繰り返すたびに上質なフェルト生地のようにしっとり感とふんわり感が増していきます。
UTOでは「カシミヤを育てる」と呼んでいます。
(左が新品、右が10年後)
UTOの育てるカシミヤニットですが、「どのように育てるの?」
よくお客様から質問をお受けしますが、実は簡単に育ちます。
UTOのカシミヤニット製品は事前に洗いを施しており、縮みを気にせずご自宅で簡単に洗濯機洗いできます。(ドラム式は不可)
目安として年に1~2回程度の洗いが風合いと綺麗を保つ秘訣ですが、たっぷりの“お水”で洗うことで絡まった繊維が“ふわっふわっ”になって、新品の時とは違った風合いを年を重ねるごとに楽しんで頂けます。
色へのこだわり
ニット選びは、1色、2柄、3作り、と言われます
UTOカシミヤは豊富なカラーからお選び頂けます
発色に優れた素材、カシミヤ
ファッションは色はとっても重要な要素ですね。
というより、色なしではファッションは考えられませんし、特にセーターにとって色は大変重要で、カシミヤという素材は発色が良いのも特徴のひとつです。
(カシミヤは綺麗な発色)
カシミヤ山羊には、白い毛の「ホワイトカシミヤ」、ベージュ系・グレイ系の色の「グレーカシミヤ」と、黒に近い「ブラックカシミヤ」と呼ばれるものが生息しています。ホワイトやグレイの原毛を染めて使います。
カシミヤの毛は繊細すぎて、羊毛のように色を簡単に抜くことができません。
色を抜いた上に染色をすると、柔らかさに影響してしまうのです。
そのため、パステルカラーのような薄い色は、ホワイトカシミヤしか使えません。
UTOのカラーには明るくクリアな色が多いので、ホワイトカシミアを使うケースが多くなります。
うぶ毛の地色は、とても重要
ホワイトカシミヤだから実現できる、パステルカラーのバリエーション。
戦後カシミヤ製品が販売されるようになった頃の色といえば、キャメル、グレイ、ワイン、紺、黒のような明度の低い色ばっかりでした。
当時はこれらの色がいわゆるカシミアカラーと言われ、「渋くてカシミアらしい深い色」といわれたものですが、現実は外貨が少なく日本で買える糸はブラウンカシミアかグレーカシミアで高価なホワイトカシミアなどは欧米に買われて全然回ってこなかったのが実情のようです。
UTOの明るく多彩な色をご覧になったお客様から、「カシミヤでこんなにきれいな色があるなんて」と驚きの声が聞こえます。
(オフホワイト・ベージュ・ブラウン)
深みのある色合いは、わたのブレンドで生まれる
色が「浅い」「深い」という表現を使いますが、淡くても深いしっかりした色目を出しているのは、わたを一色で染めるだけではなく、わたの状態で染めた何色かをブレンドして色を作り出しているからなのです。
例えば毎年展開しているUTOカラーの「ロイヤルブルー」は、5色の異なる青に染色したわたをブレンドしてつくられています。
(ロイヤルブルーはこの5色のブルーのわたをブレンド)
とあるグレーなどでは、「黒+白+淡いベージュ+濃いベージュ+淡い紫+ブルー」などが含まれるそう。
ブルーなんてどこに入っているのだろうと思いますが、ブレンドすることで色に『深み』が出るそうです。
ブルーはきっと隠し味なのですね。
ブレンドすることは、ロット違いによる色のブレを防止する役目も果たしているそうです。
色で柔らかさが違う?
カシミヤやウールなど動物の毛の繊維は、染色すると硬くなる性質があります。
長時間煮つめて色素を繊維に定着させることでタンパク質が硬化する為で、濃い色ほど硬くなる傾向があります。
ですから、同じカシミヤ素材のセーターでも「黒」などは薄い色に比べ硬いのです。
カシミヤは他の動物の繊維に比べて格段に柔らかいので気づきづらいですが、同じカシミヤ同士を比べるとわかるかもしれません。
そのため、染めずに使用する生成りなどが最も柔らかな風合いをもつ色となります。
色の持ちの度合いを「堅牢度」いいます。
上の動物の毛の特徴から、色落ちしないように堅牢度を高くすると風合いが落ちるというように、堅牢度と風合いは相反します。
ですがUTOに糸を提供していただいている東洋紡糸さんでは、その両方を満足させるために「低温で染める」と言う特殊な方法を開発し、世界中から注目されました。
カシミヤニットのカスタムオーダー
「あなたのためにお作りします」という
UTOのカシミヤニットのカスタムオーダー は、
ファッション業界では「世界の非常識」なんです
「着丈・袖丈・サイズ感が身体に合わない。。」
「もっとロング丈にしたい」
せっかくUTOの最高級カシミヤニットを選んでくださったので、お客様には少しでも長く、気持ちよく、楽しくお使いいただきたい。
そんな願いから、お客様のお好みの着丈・袖丈・サイズ感のご要望に合わせたカシミヤニット作りを20年以上続けております。
UTOのカシミヤニットは「成形ニット」
セーターは通常「前身頃・後身頃・右袖・左袖・衿」の5つのパーツを縫い合わせて作られます。
このパーツを作るために、ニットの設計図「回数書き」というニット版型紙があります。
織物やカットソーの場合は、パーツごとの型紙に合わせて生地を「カットして縫う」のですが、ニットの場合はパーツを「回数書きの通りの形になるように編む(成形)」という方法で作ります。
このようにニットには「成形」と「カットソー」があり、UTOのカシミヤセーターは基本的には全て「成形」という編み方で作られています。
成形編みのニットの各パーツは、一本の糸で繋がっているので糸を無駄にしません。
と言うより、普通の糸の10倍近くもする高価な糸ですから、1グラムも無駄にできないというのが本音です。
限りある資源を大事に使い丁寧なものづくりは、エコロジカルウエアーとして、今後もっと支持を得られる製造方法だと思います。
ミスの許されない、カシミヤの成形ニット
編みミスが出たらそこまでほどいて編み直しますが、編み始めの裾や袖口辺りにミスがあるとそのパーツはもう一度新しく編み直すしか方法がありません。
ですから「もうちょっと長くしたいとか、短くしたい」というお直しの要望があっても、もう一度編み直すしかないのです。
またカシミヤの場合は、「縮絨」をすると糸に緩みが出てふんわりと柔らかくなるのですが、その変わりに引っ張りに対する強度が落ちるので、一度製品に仕上げた製品を部分的に取り替えることが難しいというのも、お直しが難しい原因の一つです。
お直しできないのが、ニットの常識
ニットはループ状になった糸の連なりでできているので一箇所でも切るとそこからほどけてしまいます。
無理やりカットして小さくお直しすることはできますが、カットした所がほどけないようロックミシンを掛けてしまいます。
ロックを掛けられたセーターはもちろん伸び縮みも着心地も悪くなりますので、悲しい気持ちになります。
もちろん幅を出すことはニットを継ぎ足さなければならないのでほぼ不可能です。
なので多くの人が、少々大きめのセーターや小さ目のセーターでも「ニットは伸び縮みがするから」と多少の我慢をして着用されているようです。

織物の洋服はお直しの経験がない人の方が少なく、殆どの人は袖丈を詰めるとか、ウエストを出すとか、何処かしらお直しをしているんじゃないでしょうか。
例えば、織物の服の場合は袖丈1〜2㎝でもお直しすると思いますが、セーターの場合は特性の伸び縮みで大体カバーできると思います。
でも、さすがセーターでも4.5㎝になると着心地も見栄えもかなり違ってきますね。
このセーター気に入っていると言いながら、袖を一折して着ている人は結構多いんじゃないでしょうか。
なん百枚、なん千枚の内の1枚が
貴方の元に行くのではなく、
貴方の為にみんなが力を合わせて1枚をお作りする。
そんな“お洒落の御馳走”をお届けします。
お直しができないので
はじめからカスタムオーダーでピッタリサイズに
ニットだからお直しできないと諦めている人に何とか「ピッタリ」のセーターを着てもらいたいと長年模索して、やっと叶うようになりました。
お直しをできないセーターをピッタリに着るには、一枚一枚作るしかないのです。
工場には「どうせUTOは全て一枚一枚作っているんだから」と了解してもらい、2002年に「貴方の希望の色で、ぴったりの寸法で作ります」というカシミヤのカスタムオーダーを受注会形式をはじめました。
ただ、ニットのカスタムオーダーはそう簡単にはできません。
例えば袖丈を短くする場合は、アームホールから袖口までの角度が変わるので、目減らしの数を変えなければなりません。
最も単純な袖丈の変更でもこれだけの作業が必要です。
バスト幅を変更する時はそれに伴う肩幅や袖幅、アームホール、袖丈すべてに影響しますので、毎回格闘になります。
アパレルのニット製品は本番でなん百枚なん千枚を作る量産に対して、UTOの場合はカスタムオーダー品一枚を作るために、それと同等のエネルギーを注いで作り上げるので、一枚一枚が真剣勝負です。
(まずは設計図の変更から)
サイズ以外でも、直接ご予約ご来社いただいたお客様には、タートルの衿を伸ばしたり、裾や袖のリブを長くしたり。
一部に配色を入れたりすることでデザインを変え、自分のオリジナルを作る依頼もお受けしています。
できあがったセーターを着て「自然で違和感がない」というお声が、実は一番の誉め言葉だと思っています。
サイズが大きくなると使用する糸量も増えるので、サイズアップ料金をいただき対応しています。
ニットのカスタムオーダー。
これってやっぱり凄いことだと、自負しています。