UTOのカシミヤ素材はわかりやすく言うと、欧米のトップブランドと同等か、それ以上のグレードです。カシミヤ原毛は「繊維の長さ・細さ」「色・クリンプの度合い」などの要素で等級がつけられ、最高等級の1級はわずかな産毛の中でもさらにほんのわずか。

UTOのカシミヤニットは、そんな希少な最高等級のカシミヤ原料を世界最高の技術で紡績した“最高のカシミヤ100%糸”に支えられています。

一年中カシミヤだけを作る不思議な工場。東北新幹線北上駅から東へ車で約25分、北上川の支流和賀川を望む高台にあります。明るくこじんまりとした工場から“カシミヤのご馳走”が生まれます。

編み以外はすべて人の手で

UTOでは最高品質を目指し、手間をかけて、匠の技術で一枚一枚手作業で編み仕立てております。

例えば、ニット最高の匠「リンキング」。一目と一目を手作業で繋ぎ合わせ縫製する手法で、習得に何年もかかるほど細やかで高度な技術です。「本縫い（機械による縫製）」と比べ「リンキング縫製のニット」は“極上の着心地”で、繋ぎ合わせ部分の肌あたりが気持ちよく、洗っても型崩れしにくいです。

何百枚、何千枚と作られたうちの一枚があなたの基に行くのではありません。東北のまじめで几帳面なカシミヤ職人が、手間のかかる手作業で一枚一枚を丁寧に、あなたの為に一枚をお作りします。

全て自然乾燥

縮絨後の乾燥は、UTOはすべて自然乾燥です。自然乾燥は時間も手間もかかり、今は乾燥機を使い短時間で乾かすのが一般的です。UTOでは最高の風合い・品質にこだわり、最後の乾燥まで“カシミヤを赤ちゃんのように優しく大事に、細やかな配慮を持って扱うこと”が、最高のカシミヤ作りだと信じています。

色は豊富な20色以上の中からお選び頂けます。自分のお好みの色は、よりいっそう心を温かく幸せな気持ちにしてくれるでしょう。

深みのある上品な色合い

UTO自慢の色合いは、わたを染める（先染め）だけではなく、染められたわたをブレンドしてつくられています。

色が「浅い」「深い」という表現を使いますが、淡くても深いしっかりした色目を出しているのは、わたを一色で染めるだけではなく、わたの状態で染めた何色かをブレンドして色を作り出しているからなのです。

例えば男女に大変人気のUTO特注色「ロイヤルブルー」は、5色の異なる青に染色したわたをブレンドしてつくられています。

もし、とれないほどの毛玉が付いたり汚れが落ちなかったら。。
もし、擦れたり虫喰いにあって糸が切れてしまったら。。

UTOではせっかくご購入頂いたカシミヤニットを長くお使い頂ければと、購入後もリフレッシュ・修繕といった「アフターケア」を承っております。

ケアするのももちろん、UTOの岩手の職人。カシミヤニットというと高価で繊細なイメージですが、気にせず安心して週に何度でも、ずっと長くお使い頂けます。