【カシミヤニットのお手入れ方法】自宅で簡単!カシミヤを育てよう

長く使いたいカシミヤのセーターやストール。お手入れ方法は?

暖かさと軽さ、極上の肌触りを兼ね備える繊維の宝石「カシミヤ」。
せっかくカシミヤのセーターやストールなどのニット製品を手元にお迎えしたなら、長く気持ちよく使っていきたいですよね。

でも、「カシミヤはお手入れが大変そう…」「カシミヤを毎回クリーニングに出すのは面倒」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、カシミヤのお手入れはご自宅で簡単にすることが可能です!
特にUTOのカシミヤニットはご自宅で簡単にお手入れできるよう、一手間加えております。

今回はカシミヤ製品を長くお使いいただくために、大事なポイントをいくつかお伝えいたします。

 

 

 

カシミヤのセーターやストール。適切な洗濯・着用の頻度は?


 

カシミヤニットを長く着用するためには、一度着たら2~3日休ませてあげるのがおすすめです。

カシミヤの毛は、空気や水分を含んだり放出したり…人の髪の毛と同じように、生きているんです。

そのため毎日着用せずに、一度着用したら2〜3日休ませてあげることがポイント。
休ませてあげることで、元の状態(毛並み)に戻ります。

では、洗う頻度はどのくらいが適切なのでしょうか?
実は、カシミヤニットは毎日洗わなくてもOK。
長く着ていただくためのおすすめの洗濯頻度は1シーズンに1〜2度です。

もしかしたら、想像より少ないと驚かれた方もいるかもしれません。
ニット素材は織物素材と比べ、水をはじきやすく汚れにくい構造をしています。
そのため、汚れに対してそんなに神経質にならなくても大丈夫なんです。

 

洗濯・着用頻度のまとめ

  • 週1〜2回程度着用
  • 1シーズンに1〜2度の洗濯 

この頻度なら、毎回クリーニングに出さなくてもご自宅でお手入れにチャレンジできるのではないでしょうか?

  

【カシミヤのお手入れ方法】自宅で簡単!お手入れ手順をご紹介


 

では、次はお手入れ方法を見ていきましょう。
カシミヤはとにかく摩擦・温度に気を付けてあげれば、難しいお手入れは必要ありません。
洗濯機の手洗いモードで、十分やさしくお手入れすることができてしまうんです!

 

洗濯は”手洗いモードの洗濯機”がおすすめ!

  • きれいにネットに畳んで入れる
  • 必ず1,2枚ずつネットに入れる(摩擦を防ぐため)
  • 必ず手洗いモードでたっぷりのお水・短時間の洗い設定(水温は常温)
  • 中性洗剤(おしゃれ着洗い用)を適宜入れる(柔軟剤も忘れずに)
  • 脱水(完全に乾くまで)

 

※注意点※
・フェルト化しないよう(縮まないよう)、温度摩擦に気をつける。
 ▶︎水は必ず【30度以下】で洗いましょう。
  30度以上のお湯で洗うと縮みの原因になります。
 ▶︎「ドラム式洗濯機」などの激しい動きは、摩擦が発生して縮みの原因になるためNG。

 

 

 

カシミヤの手洗いはできる? 

カシミヤ製品は手洗いでも可ですが、絞ったりタオルドライをしたりするときに部分的に繊維が抑えられてしまいます。
力加減などに気を付ける必要があるため、どちらかといえば洗濯機の手洗いモードを使用するのがおすすめです!

 

乾燥は”平置き”で自然乾燥を! 

  • できるだけ平らなところに置く
  • カシミヤを傷めないよう自然乾燥させる

 

※注意点※
乾燥機はNG!
 ▶︎熱と摩擦によってフェルト化する(縮む)可能性があります。

吊るして干さない!
 ▶︎吊るすと重さがかかり、型崩れしてしまう原因になります。
  なので、乾燥させるときは重さがかからないように平置きで乾燥させてください。 

 

 

軽くてふわふわで、とても繊細なカシミヤニット。
値段も高価なことから、ついつい心配でクリーニングに出したくなってしまうのは当然かもしれません。

でも、自分でお手入れをすればリーズナブルにリフレッシュすることができ、何よりもっと愛着が湧いてくるはず。

大切にされているカシミヤニットだからこそ、ぜひご自分で洗ってあげてくださいね。

 

カシミヤのお洗濯。もし失敗してしまったら?


 

カシミヤがフェルトのように固くなってしまうことを「フェルト化」と言います。
お洗濯を失敗してフェルト化してしまったニットは、元に戻すことができません

フェルト化は、ウール(カシミヤも含む)の毛にある「スケール」と呼ばれる鱗状のものが大きく関係しています。人の髪の毛で言うキューティクルのようなものです。

この「スケール」は普段閉じた状態になっていますが、キューティクルと似ていて水や熱(=お湯)で開きます。
この開いた状態のときに、摩擦などで繊維同士が絡み合うと、ガッチリと噛み合い動かなくなってしまいます。
これがフェルト化という状態です。

このように一度絡んでしまうと元に戻らないため、「フェルト化」しないよう【水の温度】【摩擦】にだけ注意することが大切です。

 

カシミヤのセーターやストール。正しい保管方法は?


 

カシミヤ製品の保管方法は、以下のことが大切です。 

  • 綺麗に畳んで大切に保管
  • 防虫剤を必ずお洋服の上に置く
    ▶︎防虫剤は空気より重いため。お洋服の上に置かないと、効果が発揮されません。

 

※注意点※

  • 防虫剤は1種類のみを使用する
    ▶︎複数の種類を併せて使うと化学反応を起こして薬剤が染み出し、シミの原因となってしまう可能性があります。

 

カシミヤを保管するときは「虫に食べられて穴が空いてしまった…」なんてことがないよう、とにかく防虫にお気をつけください。

 

 

 

カシミヤのお手入れは面倒?洗っても安心なUTOのカシミヤを育てて、長いお付き合いを。


 

カシミヤのセーターやストールのお手入れをご自宅でするにあたって、一番気になるのは「前の状態ではなくなってしまうこと」ではないでしょうか。
せっかくのカシミヤが型崩れしてしまったり、風合いが変わってしまったりするととても悲しいですよね。

ですがUTOのカシミヤニットであれば、その心配もございません。

UTOのカシミヤニットは製作の段階で「洗い加工」を施しているため、お客様の手元に届いたニットは既に縮み終わったものとなります。
縮んだ後に規定サイズになるよう、計算して一枚一枚お作りしているのです。

また、UTOのカシミヤニットは、生地と生地(例えば袖と身頃)をつなぎ合わせる際に職人が「リンキング」という手法を用いて一枚一枚手作業で作り上げています。

そのため、型崩れが起きづらいのです。 

リンキング・・・ニットの編地を縫い合わせる際にひと目ひと目拾ってつなぎ合わせていく手法で、人間が一目一目拾って刺していくしかなく、目落ちをさせないためには熟練の技が必要。

UTOのカシミヤニットを洗う場合は「型崩れ・縮み」を気にせずに、安心して洗ってあげてください。

 

カシミヤのお手入れは、やり方と注意点さえ覚えておけば、決して面倒なことはしなくても大丈夫です。

着用して、自分の手でお手入れをして…。
その工程を繰り返すことで、よりふんわり、しっとりとカシミヤニットは育っていきます。

自分でお手入れをすることで、お付き合いが長くなるごとに育っていくカシミヤ。
愛用のカシミヤニットを、ご自身の手で育てる感覚をぜひお楽しみください!