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〜カシミヤを休ませよう〜品のあるカシミヤを保つ秘訣

セーターを着ていて「袖口や襟ぐりが伸びきった…」経験はございませんか。特に高価なカシミヤセーターなど、伸びて着られなくなったらとても悲しいですよね。  

そんな悲しい思いをしないために「カシミヤセーターを休ませて」あげてください。

今回の「カシミヤセーターの休ませ方」についてのお話です。
カシミヤセーターをお持ちの方はぜひお読みください。

カシミヤセーターを毎日着用すると、、?


カシミヤセーターを毎日着用し続けると、、

・汗や体温でどんどん水分が溜まって湿り、風合いが損なわれます…
・特に伸ばして着ている部分(袖口リブ・襟ぐりなど)の編み構造のくせが「元の構造→伸びた構造」に変化し、ヨレヨレの伸びきったセーターになってしまいます…

もともと高級感あるカシミヤセーターが、どんどん残念な見た目になってしまいます。
何年経っても着続けたいカシミヤセーターだからこそ、いつまでも上品さを保ちたいですよね。 

長く品のあるカシミヤセーターを着用するために


そうならないために!

1日着たら2〜3日は休ませて(3〜4日に一度の着用)、カシミヤが乾いて元の状態になるのを待ちましょう。

また、月に1度でもスチーム・アイロンプレスで編みを整えて、元の伸びていない状態を保たせましょう。

 

スチーム・アイロンプレス の正しいやり方

カシミヤの場合、正しい方法があります。

カシミヤのセーターにアイロンを押しあてると、毛足がつぶれてニット本来の風合いがなくなってしまいます。(ウールも)

毛を起こしてふっくらとさせるために、

①スチームで蒸らし
②手で元の形に整え
③セーターに触れるか触れないか、の高さでアイロンをかける

のがポイントです。

スチームで蒸らされて柔らかくなると、毛足が起きて編み目が広がります。
そのときに力を加えると素材が自由に動き、形が整いやすくなります。

 

ちなみに、伸びた袖口や襟ぐりなども、このような方法で元の状態にある程度直戻せます。

 

ポイントは熱いうちに!髪の毛をパーマかける時に、アイロンで熱してカールさせるイメージと同じです。

"カシミヤ=生きている素材"


カシミヤの毛は化学繊維と違い生きています。

だからこそ、そんなカシミヤニットを長く綺麗な状態で着用するために「カシミヤを休ませる」ことも重要な秘訣の1つ なのです。

他にも長く綺麗な状態を保つために"お手入れ"も大事ですので、こちらもあわせてお読みいただき、10年以上気持ちよくご着用いただけたらと思います。

→カシミヤのお手入れはこちら

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