〜カシミヤを休ませよう〜品のあるカシミヤを保つ秘訣
セーターを着ていて「袖口や襟ぐりが伸びきった…」経験はございませんか。
特に高価なカシミヤセーターなど、伸びて着られなくなったらとても悲しいですよね。
セーターを長くご愛用いただけるよう、
UTOでは「カシミヤを休ませることが大事!」を"お手入れ"ページでも強くご案内しております。
「カシミヤを休ませる」=3〜4日に一度の着用
◉カシミヤセーターを毎日着用すると、、?
カシミヤは動物の毛です。
=人の髪の毛と考えるとわかりやすいです。
カシミヤセーターを毎日着用し続けると、、
・汗や体温でどんどん湿り、風合いが損なわれます…
・特に伸ばして着ている部分(袖口リブ・襟ぐりなど)の編み構造のくせが「元の構造→伸びた構造」に変化し、ヨレヨレの伸びきったセーターになってしまいます…
長く着たいセーターが残念な見た目になり、
品のないカシミヤセーターになってしまいます。
◉長く品のあるカシミヤセーターを着用するために
そうならないために!
1日着たら2〜3日は休ませて(3〜4日に一度の着用)、カシミヤが乾いて元の状態になるのを待ちましょう。
また、月に1度でも【スチーム・アイロンプレス】で編みを整えて、元の伸びていない状態を保たせましょう。
追記で【スチーム・アイロンプレス】の正しいやり方を教えます!
カシミヤの場合、正しい方法があります。
カシミヤのセーターにアイロンを押しあてると、毛足がつぶれてニット本来の風合いがなくなってしまいます。(ウールも)
毛を起こしてふっくらとさせるために、
①スチームで蒸らし、
②手で元の形に整え
③セーターに触れるか触れないか、の高さでアイロンをかける
のがポイントです。
スチームで蒸らされて柔らかくなると、毛足が起きて編み目が広がります。
そのときに力を加えると素材が自由に動き、形が整いやすくなります。
ちなみに、伸びた袖口や襟ぐりなども、このような方法で元の状態にある程度直戻せます。
ポイントは熱いうちに!
髪の毛をパーマかける時に、アイロンで熱してカールさせるイメージと同じです。
"カシミヤ=生きている素材"
大事なカシミヤニットを長く綺麗な状態で着用するためには「カシミヤを休ませる」ことも重要な秘訣の1つ です。